Day 130, Sat, Mbeya〜Lusaka,Zambia「日本語でシャウトした話 」

今日も続くよ〜圧縮バス〜

朝は9時ぐらい起きて(昨日寝たの、2時過ぎだったしね)、バスターミナルへ。
HOODの事務所にMOSHIの事務所にフロントバッグが届いているか聞いてみたけど、やっぱナイと。

もう悔やんでいても仕方ないので出発しよう。
こういうときはとにかく動こう。

バスだけど。

本来ならここから自転車でマラウィ経由のザンビア入国の予定だったけど、時間がないのでバスでザンビアとの国境の街、Tundomaまで行きます。バスってかマタツだけど。

自転車込みで20000シルだったけど、他に載せてくれそうなのが無かったので、これでいくことに。
これもめっちゃ圧縮でした。
まぁ隣に座ったのが昨日のブルーバンドと違い、スリムな女子学生で助かった。仲良くなったし。

けっこう高地で、バスの中は涼しかった。
圧縮じゃなければ気持ちよくて寝れるレベル。

で、Tundomaに着いて自転車を組み立てていざ入管へ。
こっちはタンザニアのオフィス。
出国カード書いて3秒でスタンプ。早すぎ。

自転車を押して国境越え。

すぐにザンビア!

ザンビア側での入国作業は、Vaccinationカードの提示から始まります。
黄熱病の予防接種ね。

最初このVaccinationの意味が分かってなくてちょい混乱した。笑
ちゃんと横浜までいって予防接種してきましたから!
と、イエローカードを提示。
職員の人もなんかええ感じの人たちだった。

ザンビアはビザが必要だけど、タンザニアみたいに入国カードとは別に他の紙に書く必要なく、ビザ代の50ドルを支払うだけで良かった。

まぁただ、タンザニアといっしょでスタンプだけってのが寂しいね。
ケニアみたいに何か張ってほしーなーと思ってたら

ちゃんと張ってくれてました笑
さすがザンビア。ちゃいますなー!

こっちはザンビア側。
タンザニアの方が賑やかだったような。。

キャシッングしにバークレイズに。
しかしシステムトラブルでおろせず、、
バスの客引きには2時にバスでちゃうよ!とせかされる。

多分3時発ぐらいなんだろうけど、仕方なくノッてあげたわ。
で、お金がなくてはどうにもできないので、仕方なく$と残ってたタンザニアシルと両替。

あとで計算し直すと、2000円ほどボラれてたわ!笑
やっぱ焦りとすぐに信用しちゃダメですね。

ザンビア側。
景色はあまり、変わらない。

ザンビアの通貨はクワッチャ。
1クワッチャ=20円ぐらいだと換算。

この国境から、首都ルサカまでは200クワッチャ=約4000円。
さいしょ客引きの男はこの代金に自転車料金も入れるぜ!って言ってたのに、やっぱ別料金。
まぁこいういう奴らのいうことは1つの真実に7割増のウソを誇張して言うってわかってたので特に驚きはなかった。

このバスのツアコンと交渉してバスの中に自転車を入れれて+50クワッチャだったので、喜んで払ったよ。
トランクに載せてアフリカの凸凹へっぽこロードを走ると、、ご想像通りになるので助かった。

で、ターミナル前の露天でファンタとバナナ(ファンタ一本100円て!!笑 先進国価格かよ。。)を買いつつおばちゃん達と談笑して、バスに戻ると何か自転車が外に運び出されてた。。

んん!?

駆け寄って聞いてみると、席がフルになったから、運び出したと。
いやいやいや、話が違いますやん。
中に載せるって言ったから割高なこのバスでもお金払ったんだけど!

で、トランクも一杯だから、バスの下部に括り付けると。
…くくりつけるだと!?

そんなんミッションインポッシブルとか映画の世界やんけ!
てかデコボコな道や段差を乗り越えた時に絶対キズつくやろ!いや、キズどころじゃなくて完全に壊れるわ!

もう全力で拒否。
しかし「いやいや、いつもこうやって運んでるから大丈夫だよ〜」とニッコリ。

…アフリカで初めて殺意というものを覚えたわ。
まぁ実際そんなことできないけど、それぐらいヤバかった。

で、やめろといってるのに勝手にバスの下部に括り付けていく。

もうブチ切れでシャウトした。日本語で。

でもこいつらは言っても聞かないので、もうバスの中の荷物を降ろして、ツアコンにキャンセルするから金を返せと言う。
けどなかなかいうことを聞かず、返金もしない。

だからもう自分で括り付けられた相棒を助けるためにボムひもをほどき始めた。
そうしたら奴らもようやく「わかったわかった、こっちのトランクに入れるから落ち着け」と。

けどそのトランクも小さすぎて入らない、いや、初めにバスの中に入れるっていうから50クワッチャも払ったやんけ!とクレーム。

もうあかんわこいつら。
バス変えようと他のバスのツアコンと交渉しだしたら、結局、最初のようにバスの中に入れれることになった。

…初めっからそうできるならそうしろよ。

もうめっちゃ気分悪くなったわ。
てか積み込んでるトイレットペーパーとか首都でも買えるだろ!笑
座席下に積み込まれてるファンタも!

…といいたいが、タンザニアが一本多分50円ぐらいのファンタが、ルサカでは140円とかで売ってるからそりゃそうするわな。

と、一人納得しつつ、首都ルサカまでの14時間をひたすら耐えます。
途中のトイレ休憩で寄ったSAのパイの価格が1個200円ってのにはマジビビった。

完全に物価高っすわ。

バスの中ではまるで日本の70年代に作られたかのようなザンビアンMVが流れてた。
…ちょっと面白かったけど。

てか今回のバス移動でめっちゃよく感じたんが、アフリカンは興味がめっちゃ態度出るってことかな。
バスの片側で事故してたら、僕は横目で「あー事故してるわー」ぐらいにとどめてあまり気にしないけど、アフリカンはみんな身を乗り出してめっちゃ見る感じ。いやいや気にし過ぎでしょ笑 ってなぐらい、めっちゃ見る。

なんなんだろね、この差は。
珍しいからなんかな。

なんてことを考えつつ、僕は眠りにつきました。
ヨダレを垂らしながら。