Day 146, Mon, Cape Town〜Doha 「バイバイ、アフリカ」

おはようケープタウン。

本日は超、超がつく快晴で無風!!!
…昨日にそうなっててくれや。。笑

朝食はおとついの残りのソーセージとアップルタイザーのモモ味!!
おいしゅうございました。

ベランダでこの朝食を食べてたら看板ネコのキャットがきたぜ。(名前はなんていうんだろう?)

焼きたてのソーセージを切ってあげたのに全然食べなかった…ぜ。
…グルメなネコだ…ぜ。

毛はモフモフ。

共用部にある日本図書コーナー。
小説とか歩き方とか、旅情報ノートが置いてあった。

ちょっと情報ノートを見てみると、とってもいろんな情報が載ってておもろかった。笑
自称「ピュアな大学生」が、そこの通りでチョメチョメしちゃう情報や西アフリカのマリかどっかではヨーロピアンのお金持ちマダム達がアフリカン男性を「買いにくる」街がるんだとか。そこではラスタ率が99%らしい笑 ジャマイカよりもドレッドヘアが多いんだと笑 他にも賄賂を要求された時の額やビザ情報など、「生」の情報がアナログな形で残されてたのでとっても見がいがあったわ〜。

そろそろ自転車屋があく9時になるので、8時55分に宿を出発。
徒歩5分のお店、Revolution Cycleに行く。

ええ雰囲気の店内。

スペシャの提携店かな。

正直、昨日レースがあったから段ボールに先客がいるんじゃないかと心配してたけど、すっごいフレンドリーな兄ちゃんに「段ボールありまっか?」と聞くと「あるであるで。でっかいのんがええか?」と。

…あるんかい!笑
おとついからの不安を返してくれ。笑
さすがやで!さすがクリス・フルームがトレーニングしてた南アフリカなだけあるわ!!

しかもフレームが傷つかんように保護用の発砲ロールをいっぱい入れてくれた。
まぁ段ボール代として50ランドしたけど、こんなええ待遇なら払う価値ありますわ〜

ついでに昨夜に外せなかったフロントキャリアのネジまで外してもらえたし。
このお店、オススメっす。

ってことで、段ボールを持って帰り梱包作業スタート。
まぁ慣れたもんで、ちゃっちゃと詰め込んでく。
この箱(MTBの29er)で十分スペースがあるけど、やっぱホイールとフレームは別々にしたいので、作業途中にSPARに行って適当な大きさの段ボールを貰ってきた。こっちはタダでした☆

で、梱包し終えて今朝買ったポストカードを書きつつ、空港までのタクシーを待つ。
飛行機が17時発だから、2時には空港に着いておきたいってことで、1時30分に予約。
タクシーはレセプションに言えば予約してくれるよん。
レセプションのジョンは本当にええ奴で、何かもうほんま彼のホスピタリティーに感嘆するわ。

あと、これは昨日から決めてたことだけど、クツを寄付することにした。ボロボロだけど。笑

コイツには本当に思い入れがあって、唯一じゃないかな?初めて自転車で海外にいった時から今までのアメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、そしてアフリカ大陸の道を全て一緒に走ってきたのは。
他のものは、例えばサイクルコンピューターや自転車そのもの(!!笑)とかはだいたい盗られたりなくしたりしたからなぁ。。

んでアフリカにきて、とくに昨日ケープタウンを走ってみてけっこうな数の人(全て黒人)がクツを履いてなかったことに驚いた、と同時に悲しいというか何かせなあかんと思ったので、この相棒を寄付することにした。
ボロボロだけどまだまだ履けると思うので、コイツが誰かの役に立つことを願ってる。
今まで本当にありがとう!

レセプショニストのジョン。
ほんまめっちゃホスピタリティーある奴ですっごくええやつ!
タクシーが遅れてて、わざわざをそれを外に出て待っててくれるぐらいええやつ!
今度くる時もここに是非泊まらせてもらうわ!
ほんまありがとうジョン!!

で、遅れてたタクシーがきたので乗車!
元軍人のインド人っぽいおっちゃん!日本にもきた事があるらしく、広島とか北海道にもいったとか笑

しかもおっちゃんの家、ごっつい眺めのいい場所にあった笑
おっちゃん何者w

空港まではだいたい190ランド。けど僕のは荷物が大きいので240ランドになる、時もあれば190で行ける時もあるらしい。今回は240だったぜ!

見えないけど、左奥にロベン島がある。
ハンセン病患者や政治犯収容されてた島で、マンデラが27年間も収監されてたとこ。
…行きたかったー!

さすがワールドカップが開催された国だけあるわ。

空港の手前、周辺はスラム街ッス。
しかしそのスラムも、周りに新しい家の建築ラッシュが続き縮小されているそう。
縮小された分小さくなる訳だから、もともと住んでた人達はどうなるんだろうか。。

なんてことをおっちゃんと話してたら、もう空港。

めっちゃかっこええやんあの連峰!

空港内。
昨日の自転車レースに出場した人達が多いのか、自転車の段ボールや専用のキャリーバッグを持った人がけっこういた。
空港で自転車運ぶ多くの人を見たのは初めて。

出入り口にはポーターがいて、有無を言わさずタクシーから荷物をカートに載せてった。
そしたら10ランド要求された。
なんでやねん笑 まあ分かっとったけど。笑

で、ここにきてちょっと出発時刻をミスってたことが発覚。
17時やと思ってたのにそれはBording Timeで、Departure Timeは18時50分やった。。
これならもっとゆっくりできてたやん笑

まぁそんなこと言ってても仕方ないのでチェックインの時間までひたすら待つ。
で、手荷物チェックインの時間になったのでカウンターへ。

今回もカタール航空です。
なぜなら…自転車を運ぶの「ほぼ」無料やから!!!!

普通はエコノミーで30kg制限だけど、自転車だというと+10kgの40kgまでオッケーで、なおかつサイズ超過はナシ。(いま現在ではね)
…神対応やでカタールさん。
さすがツールドフランスのスポンサーなだけあるわ。

ってなことなので、カウンターの人にチャリは、、、別料金だよ?なんていわれるようもんなら、カタールの規則を確認してもらえますか?というと、だいたいOKになるんだなーコレが。

ってことで無事にチェックイン完了!
…しかしちょっと不安なことが、、、今回はケープタウンードーハー上海ー関空(40時間!!)の乗り継ぎなんだが、チケットは上海までしか発券されず。。。

なんでなん?て聞くと、上海ー関空はカタールの提携先のANAが運ぶから、上海ついたら荷物をピックアップして再度チェックインしろと。

…再度!?!?
荷物もって!????

それってつまり、、、ANAの規則になって超過料金とられるってことやん!!笑
…とまぁ、チケットとった時になんとなく予想はしてたけど、やっぱこうなったか。。。

ま、ここまできたら仕方ないぜよ。
ってなことで、アッポートァイザー飲みながら毛抜きして待つ。ボーボーになった眉毛を。笑
公共の場。笑

このまま毛抜きしてたら眉毛なくなっちゃうので、そろそろ出発しましょう。
あ、ちなみにここの空港、wifiは30分だけ無料だぜ。
あとはクッソ高い料金を払わなきゃいけない。。なんでや。ドーハを見習ってくれ。

何の問題もなく検査をパス。
出発ゲーツへ。

各国の時間。

では、乗りましょう。
ダイレクトにドーハではなく、あの、あのヨハネスブルクで1時間のチランジットがあります。

機内に乗り込み、テイクオフ。
ありがとうテーブルマウンテン。
次回きた時は必ず登るよ!

ケープタウン周辺。
さすが、整然としてますなぁー。

ベーチ。ビーチ。

この時の空がめっちゃ綺麗やった!

てな訳で、ケープタウンから2〜3時間?で、あの犯罪凶悪都市のヨハネスブルクに到着。
しかも雨、なおかつ夜という最高のコンディションで魔都へ着陸。

ま、機内で1時間待つだけだから安全だと、そう思いたいぜ!

待ち時間はエコノミー症候群防止の為なのか、みなさん歩き回りMAX!

ってなことで、再びドーハに向けてテイクオフ。
ドーハには朝の6時に到着予定。

で、ドーハから上海行きのフライトは午前2時。
…んん!?
トランジット18時間もあるやーんんん!!!!!!!!!!!!!!
何をしろと。。。

おやすみヨハネス。