Day 46, Fri, Frankfurt〜Emmendingen 「決意。新しい決意。」

昨日はとりあえず警察に届けを出して、一泊このホステルに泊まることにした。

とりあえず自転車を見に行って、コレだと思う物があればまた再開し、なければもう帰国しようと考えてた。

あれだけ決断の重要性を感じたのにコレ。
タラレバをつけて、また責任から逃れてる。見ようとしてない。

そんな状態の昨夜、脱サラして中国で仕事しているミキ姉さんと出会った。
迷惑かとおもったけど、ミキ姉さんに盗まれたことやその他のことを相談しているうちに、何かホッとしてきた。日本語で会話してるだけでなんか、とても救われた。

ミキ姉さんは今日、オクトーバーフェストにいって中国に戻るらしいので、そのまえにお土産を一緒に買いに行くことに。
昨日行った市場へ。

日本語。

魚いっぱい。

何かこの前来たときに日本人っぽい人が店してるなーっと思ってたんだが、案の定、日本の方だった。笑
日本とドイツでバンカーとして活躍し、脱サラして京都の研屋に弟子入りして職人になったキンヤさん。
とても有名な方でした。

ここでも、自転車でも何でも無くなるもんなんだから、無くならないもの=自分を高める努力をしなさいと激励された。

何か元気でてきた。

その後、ミキ姉さんとともにソーセージをきんやさんのおごりでごちそうになる。
2日前も来たけど(そのときは全然知らなかった)、ここ、フランクフルトで一番有名なソーセージ屋さんなんだって。笑

やっぱおいしかった。

うん、ほんと元気でてきた。

こんなのを撮るぐらい元気でてきた。

その後、自転車屋をまわったけどコレだ!と思えるものがなかった。
とりあえず、というか何となく、パトリック達に言っておかなくてはと思い、電話した。
すると、とりあえず戻ってこいと。

そして何と、使わない自転車を譲ってくれると言ってくれた。

荷物をまとめ、Emmendingenまで戻ることに。

途中、乗り換え駅の一つ手前の駅で降車してしまい、接続の関係で予定よりも2時間40分遅れてつくことに。
何か、自分が情けなくなった。

23時過ぎに駅について、雨振ってるしタクシーでパトリック家に向かおうと歩いていた。
すると、何とパトリックが車で迎えにきてくれてた。

もうこのとき、安心感と疲労感と情けなさで涙溢れてきた。

帰宅すると、キキとパトリックの友達が迎えてくれた。もちろんレニも。
深夜、パトリックがつくってくれたパスタが、ヨーロッパで食べた食事の中で一番おいしかった。

食後、急に睡魔に襲われたので寝た。
死ぬように眠るとは、このとこかもしれないと思いながら。