Day 59, Thu, Paris〜Etampes 「フランス人の表現力」
走行距離:101.67km
最高速度:47.37km
平均:17.11km
走行時間:5時間52分32秒
総走行距離:101.67km
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おはようございます!
今日はやっと、パリからリスボンに向けて出発します。
昨夜は同室のカーク(アメリカ人)達が「Hey Akira 明日出発するんだからみんなで飲もうぜ!!」って誘ってくれて「ahaha あとでいくよ!」といって(この時はマジで行く予定だった)、さすがにドランクになる訳にはいかないので悪いとは思いながらも寝ました。笑
昨夜の様子
8時に起きて食事やいろいろして9時30分頃にホステルを出発。
やっぱり、何か凱旋門からスタートしたいと思っていたので、シャンゼリーゼ通りをめざす。
朝のパリを疾走するの気持ちええ〜
コンコルド広場。
昨日の雨の時と違ってええ感じ。
シャンゼリーゼ通り。
石畳なのがちょいキツい。
あと若干登り。
けど朝方なので、車も午後程多くなく無事に凱旋門前に到着。
ここからスタート!
そういや近いしついでにエッフェル塔にも寄ってこうと思い、エッフェル塔へ。
仕事できてた日本人のお姉さんに撮ってもらった。
またねエッフェル塔!
そんでまた近いしセバスチャンに挨拶していこうとという理由でパリジャンまで。
ウェルカム状態で出迎えてくれたセバスチャン。
そういやフロントバックを取り付けるアタッチメントを、前の相棒と一緒に盗られたのでそういうのおいyているかダメもとで聞いてみる。オルトリーブ置いてないっぽいし無理やろなぁ…
って思ってたら、セバスチャンが「まぁ、ちょっと見せてみな」と。すると。違うブランドのアタッチメントで付けれぜ!といってくれた。
!!!
マジか!!
めっちゃ助かる!!
やっぱここの店に来て良かった。。
セバスチャンと出会えて良かった。。
けっこう人が来て忙しいのに作業してくれるセバスチャン。
待ってる間、「千代田」と漢字で書かれた自転車に乗るおじさんと談笑。
娘さんが日本好きで、それで千代田と書かれたの自転車を買ったらしい。笑 どういうつながりやろ。笑
フロントバッグもついて、セバスチャンとも挨拶できて、スタッフのみんなから応援されて出発。
本当にありがとう。
行ってきます!
と、漕ぎだした200m先にかっこええ自動車があったからパシャリ。
迷いながらもパリ郊外まで出れた。
バイクレーンもあったりなかったりしたけど、まぁ、大丈夫。
昼飯のマクドナルド。
wifi無料が助かるわー
こういうのがめちゃ助かる。
やっぱ猛スピードのトラックや車の横を走りたくないしね。
って思ってたらいつのまにか高速道路に入ってた。。。
なんでやねん。
表記してくれよ。
100kmでトラックが横を通り過ぎて行く恐怖。
ガードレールから一般道へ避難する。
恐かったー
まぁ、けどたまにトラックの運ちゃんがクラクションや手を振ったりして応援してくれるから嬉しい気持ちもある。笑
40kmも南へ下ると、こんな感じ。
ジャガイモ畑かな。
パリから70kmぐらい?南のEtampesについた。
もう一つ先の街まで行きたい。
看板には行き止まりって書いてあるけど、自転車はいけることがあるのでレッツゴー。
これ、全部ジャガイモね。
さすが食料自給率が高いだけあるわ。
で、やっぱり行き止まりでした。笑
この時点でもう時間的に宿を確保しなければいけないので、この街に泊まることにしよう。
写真ではわかりずらいけど、傾いてる教会かな?
街から少し離れたマクドナルドで宿を探す。
ホテルを見つけて値段を聞いてみたけど、まさかの98€!
何でやねん。笑
こらあきませんわ。
と野宿できそうな場所を確保しておいたけど、なかなか人の出入りが激しく断念。
どうしよう、、、、
あ、そういやキャンプ場あったわ。
ってことでキャンプ城へ暗闇の中自転車を走らせる。
ビクビクしながらもキャンプ場到着。
こんなじきにやってないやろなーと思ってたら、
やってたよオイ。
受付っぽい人に「おぉジャポネか!笑 やってるで!好きにテント張れりなさいな!」
と言われ広大なキャンプ場に一人迷い込む。
この時点でたしか8時頃。
ちょっと恐い。笑
なんとか灯りがあるところに、、と探していると無駄に明るい建物が。
そこに寄って行くと、
わんわんお!わんわんお!
と全力でダッシュしてくる犬。
これは絶対に追いかけられるパティーンやと全力で逃げる一人のアジアン。
何とか振り切り、明るいシャワールームのある建物の近くに到着。
お!ここええやん!と屋根のあるロッジ?にテントを張ろうかと考え、まずはその前にシャワーってお湯出るよな?と確認しにいく。
すると、車がブオォーーーン!キキッーーー!!と。
ん?と思って外に出て見ると、さっきの犬が助手席でわんわんお!と鳴き叫び、ちょっと小太りのおっちゃんが睨みつけるように降りてきた。
「…あかん、これ絶対あかんパティーンや。。」と何も悪いことしてないのに何か怒られるように思ってしまう天パ。
「われ、何もんじゃ!?」
「え…いや、キャンプしにきました。さっき受付っぽい人達にキャンプしていいよと言われたので来ました。」
「はぁ?受付はわいや。けど誰もきてない。どういうこっちゃ。」
「!?!?!?」
(え、さっきの人達受付じゃなかったの…?)
で、いろいろ事情を説明すると何とか了承してくれた。
さっきの人らはいったい何だったんだよ。。
けど、日本人で自転車でリスボンまでいくことを告げると急に優しくなった笑
何か、泥棒か何かと警戒されてたみたい笑
(キャンプ場だけど個人所有のロッジがある為、電化製品とかの盗難があるっぽい)
とりあえずパスポートを預け、また朝になったら取りにこいと言われた。
あ、そういやいくらですか?というと「タダでええやで」と。
!?!?
何か、嬉しいような申し訳ないような、、けどやっぱ優しくされるととても嬉しい。
ありがとうおじさん。
で、さっきの屋根付きのロッジに自転車を置き、テントを張る。
おじさんがここはオーナーがいるけどテント張っていいやら何やら言われたから、ほな夜露でテント濡れるの嫌だしこの屋根の下で張ろう!とテントを張った。
そんで、シャワールームにシャワーを浴びに行って、テントに入ろうとした。
その時、またしても車の音が。
さっきのおじさんの車ではなく、ベンツのsuvがこのロッジの駐車場に停まった。
…何か、ヤバイ予感。。。
下りてきたのは50歳代の夫婦+またしても後部座席で鳴き叫ぶ犬。
とりあえずフランス語でまくしたてる女性に電話する男性、そして鳴き続ける犬。。
あぁ、もうダメかもしれない。。。
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【次回予告】(エヴァンゲリオン風に)
「ウホー!フランスでの初キャンプ最高saiko!」と意気揚々の天パ。
そこに漆黒の闇の中から現れたロッジのオーナー。
そんな彼に待ち受けていたのは、英語で話してもフランス語でまくしかえしてくる女性に、もう体全体を使って「何やってんだよ!?」と表現する男性、そしてまたしてもグゥーーーー、ワンワンオ!!と威嚇する犬。
佐々木に無地、朝はやってくるのか!?
次回、 「ロリータに目覚めるトキ」
明日もサイクルサイクルゥ〜!