Day 68, Sat, Zariquiegui〜Najera「mement mori」
走行距離:115.99km
最高速度:54.51km
平均:16.61km
走行時間:6時間58分57秒
コンポステーラ距離:206.59km
総走行距離:1114.3km
Hola!!
初の私営アルベルゲはまぁまぁ快適でした。
朝飯で買ったオーナー手作りのくるみパンがおいしくて驚いた。。
焼きたては美味しい。
アルベルゲはこんなマークがある建物が目印。
では、出発しましょう!!
オフロードを進み、、
はいきましたあさっぱらからのヒルクライムパティーン。
しかも向い風あるし。
…まぁ、そんなもんだ。
漕ごう。
ちょっと素敵やんこの橋。
こういう前屈みなのがpilgrim(巡礼者)の象徴っぽい。
何度も見ます。
多くの家で犬を飼っていて、ほとんどが放し飼い。
巡礼者は犬が吠えて近づいてきたら杖で「アッチいけ!」って呪文を唱えます。
嘘です。
向い風キッツーですが、ひたすらこぎます。
ええ直線や。
赤土っぽいこの風景が、アメリカのアリゾナやニューメキシコを走ったときを思いだす。
写真では伝わらないのが残念だけど。
巡礼者用のこういう看板で案内してくれるので、ほとんど迷わない。
比較的大きな街、Logronoに到着!
仰向けに両腕を頭の後ろに組んでリラックスしてるようにしか見えない木。
ここはアルベルゲ。
基本、街の色は赤色よね。
赤煉瓦が影響してるのかな。
これ、ぶどうのマークかな。
ツーリストオフィス。
大きな街でも、必ずマークがある。
で、ちょっとベンチでバナナ食べて休憩しようかと座りかけてたら、巡礼初のチャリダーを道路の向かい側で発見!!
向こうから手を振ってくれた!
…これは、いくしかないでしょ!
と、バナナをすぐにたべて追いかけてみた笑
彼らはロシア人のスベトヤールとティカチェンコ。
バルセロナから昨日通ったパンプローナまで電車で移動して、巡礼を始めたらしい。
彼ら、なかなかの猛者でモスクワからバルサまで飛んで、初日はバルサのビーチで寝てた夜を明かしたらしい。笑
何とお土産をもらった!!
3人で。
ロシア国旗、カッコええやん。
で、またどこかで会おう!と別れた2分後に、再会。笑
途中まで一緒に行くことに。
ティカチェンコの髪型、格好良すぎやろ。
彼ら、長距離のツーリングは初めてらしい。
かれらのリアバッグはロシアンスタイルらしく、このまま背負えます。
さすがやで。
ほんま仲良くて、めっちゃ楽しそうだった。笑
この二人、何歳やとおもう?
…30歳やで。笑
ぜんぜん見えない。
歳を聞くまで、高校生か大学生やと思ってたわ。笑
スペインはMTBが走ってる率、高い。
この地方は特になのかな。
山、というかオフロードの環境が整ってるからか。
ちゃんと自転車で巡礼する人用の道案内もあるよ。
彼らはほんと、マイペースで「楽しむ」って感じがとても伝わってきた。
ロシアンスマイルよ笑
ティカチェンコが写真家で、スベトヤールがビデオエディターなんだって。
かっこええ。
先にどっちかが走って、頃合いをみて先頭を変わる。
ええなー
今日はここらへんで泊まるらしい。
もちろん、キャンプだって笑
アルベルゲ使わないの?って聞くと
「え?自然を楽しまないとダメじゃん笑」だって。
さすがや。
ありがとう。
二人に出会えてとても楽しかった!
複数人で走る楽しさを実感できたわ。
ほんまありがとう!
では、もう少し先のNajeraまで急ぎませう。
凸凹やで。
ワイン用のぶどう畑も通ります。
二人とバイバイして1時間、日没までにNajeraに到着!
街の人にアルベルゲを聞くと丁寧に教えてくれる。
もちろんスペイン語だから解らないけど、身振り手振りで「あぁ、あそこらへんか」とわかる。
やっぱ目からの情報は大切やな。
で、今日はこのアルベルゲに泊まらせて頂きます。
ここは昨日のalbergue privado(個人経営)と違い、albergue municipal(公営)で無料で泊まれます。
寄付制をとっているところもあるので、もちろん寄付させて頂きました。
ここのアルベルゲはめっちゃ良かった!
キッチンもあるし、温水シャワーだし雰囲気もとても良かった。
ボランティアスタッフのイタリア人と、オーナーと。
ほんまええ人達やぁ〜
サンチアゴまでの距離や地図を展示。
wifiはないけど、有料のケーブルインターネットが専用のPCで使える。
電子レンジがあるだけでも助かります。
シャワールームにて。
各国語で翻訳されてます。
Pay it forwardですね。
日本語と中国語が何かかわいい笑
この汗の感じ、素敵です。
自転車はだいたい中に入れてさせてもらえます。
結構広くて、100人近くベッドがあったんじゃないかな。
本当に素敵なアルベルゲです!
向い風やアップダウンでやる気がそがれますが、車のクラクションやガッツポーズで応援してくれたり、今日の二人やアルベルゲでの出会いでとてもやる気がおきます。
うん。
楽しんで行こう。
では、おやすみ!!