Day 74, Santiago de Compostela Day 2 「教会で最速のモノ」
おはようございます。
今朝はいつも通り、というよりもいつもより速く5時に起きました。
もう習慣ですね。
とりあえず昨日買っておいたパンを食べる。
昨夜ビュッフェでたらふく食べた分は自転車で走ったカロリーに匹敵しなかったらしく、昨夜起きたときからお腹ぺこぺこだったしね。
今日は巡礼者用のミサに出席します!
事前に記帳?かなんかすると「Akira SASAKI, St-Jean〜,JAPAN」って、巡礼を達成した一人一人の名前を読んでもらえるんだって。
ま、しなかったけどね!笑
やり方知らなかったし、何かやっぱ「歩いて」やってからの方がいいかなと思ったしね。
あいにくの雨ズラ。。
この広場で巡礼者たちは大聖堂を目の前に思い思いのポーズをとる。
写真撮る時に。
入場料を払えば内部を見学できます。
何かもう、貝殻が好きになったわ。
大聖堂前の広場の真横にはホテルがアリマクリング。
では、ミサに出席しましょう。
ミサの入り口は大聖堂の右手にあります。
観光客の人でも入れるよ。
ミサの会場は十字架の用な作りで、大きい。
席の後ろの方には中央の映像を映すモニターもあります。
っとここで、ルパン三世発見!!!笑
このおじさんの息子のモノらしい。。笑
まさかここでルパンに出会えるとは、、
ちょっと普通に欲しいわ。
キーホルダーはスパイダーマンだったけどね!!
パイプオルガンはけっこう大きい。
今から名物(といっていいのかわかんないけど)の「ボタフメイロ」がはじまります。
※ボタフメイロの詳細
吊り下げ式の香炉「ボタフメイロ」。重さ約80キロ、高さが1メートル60センチもある銀メッキ製のもので、14世紀以降大巡礼団が到着したり、大きなお祭りのときに使われてきました。これが天井からつりさげられ、ゆれて大きく弧を描き、聖堂の中がお香の匂いで満たれる様子は、この大聖堂での一つの特徴となっています。 このお香は長い巡礼の道を経て終点にたどり着いた巡礼者たちの汗のにおいを消す役目もあったと考えられ、描く弧の大きさには、いかに聖堂の高いところまで多くの人であふれていたかを想像させます。(引用)
今から、、
揺れます!!
動画はユーチューブで見てみてください。
教会であんなに早く動くものを見たのはゲームの画面以外みたことないってなぐらい、グワングラン揺らしてます。
http://www.youtube.com/watch?v=NmGpwsGUeNY
60秒目ぐらいを見るとわかるかな。
実際はめっちゃ速く見えます。
聖歌隊は後ろにいたんですね。
ミサ、正直なところ30分ぐらいかなぁと思ってたら90分ぐらいあって、しかも何度も起たなければいけなかったのでキツかった笑
まぁけど、あのパイプオルガンからながれる音や聖歌はとっても素敵でした。
中央はこんな感じ。
後ろは見学できるようだけど、長い列が、、、
で、まぁまた来そうな気がするので見学はまた今度ってことで。
いまから昼ご飯を食べに行きます。
貝殻マークのサイクリングジャージ。
ここで、今回3度目ぐらいの再会を果たしたドイツ人のセバスチャン!
ミサの時、隣に座らせてもらったんだけど、長過ぎて先に出ちゃったセバスチャン!笑
雨なのにこれからポルトガルにむけて出発するセバスチャン!
アルベルゲ?基本、サイクリストはキャンプだろ!なセバスチャン!
またどこかで会いましょう笑
昼ご飯は超回復の為に、ビュッフェで胃袋が「もう無理ッス。。。」ってなぐらい食べた!
昨夜のピザビュッフェよりもタンパク質が取れたのでよかったぜ!
アルベルゲに戻るとオーナーのホセが「みんなにプレゼントだ!」っていってぶどうをくれた笑
ワイン用っぽかったけど、まぁまぁ美味しかったぜ!
その後は自転車のメンテナンスやポストカードを書いて過ごした。
晩ご飯は気分的に食べなくてもええ感じだったけど、体的に食べなきゃいけないので近くのスーパーへ。
かっこええケーキやでぇ。
帰ってご飯を食べてると、昨夜に仲良くなったチリ出身で英国住まいのJessとNigelがいたので話してた。
そしたら何と!彼女達、自転車旅の大先輩でした笑
アラスカからチリまで、二人で4年と半年かけて縦断したんだって!
感動したわ。
Nigelはとにかく荷物を軽くするのに凝っていて、歯ブラシの持ち手の場所まで切るぐらい笑
その後はドイツ人のAlexも加わり、南米のすごさ(主にボリビアとウユニ塩湖)を熟議してました。
…ウユニいきてぇぇぇ!!!!!!!!
今夜も夜遅くまで起きてしまってた。。
…ま、えっか。笑
明日は雨だけど、ヨーロッパ最後の目的地、ポルトガルのリスボンに向けて出発しよう。雨だけど。雨だけど。。
あと、この巡礼と今日のミサを通して宗教の持つ力が、少しだけ解った気がする。
それは、安心感や一体感だと思う。
何ていうんかな、、あの、めっちゃ安心感があるわけですよ。
簡単にいえば、今日泊まる場所があって、そこには少なくともベースの部分では共通の目標というか何かを持っている他者がいて、その集団の中にいるということ自体が、めっちゃ安心する。
これまで自転車で今日泊まる宿や野営場所をどこにしようかとか、大丈夫だろうかとか、いろいろ不安なことがあるわけですよ。けど、少なくともこの巡礼中はまったくそんな不安がなく、しかも同じ仲間がいるっていう安心感が半端なくあった。
まぁ、いろんな形があるとおもうのでどうこういえないけど、ほんの少しだけ、「宗教」の宗の2画目ぐらいは解ったような、気がします。。
では、明日は雨がそんな降らないことを願いながら寝ます。
ではおやすみなさい。