【前編】Day 109, sat, Nairobi day 24 「ツールドフランス王者を育てたシンバ」

走行距離:56.60km
最高速度:38.67m
平均:17.70km
走行時間:3時間11分50秒

おはようクルーム。
今日は、、、、、、、、、、、

ケニアのプロ自転車チームの合宿所にいってきます!!

名前はSafari simbaz!http://www.safarisimbaz.com/
…かっこえぇ。

まぁプロっていったけど、自転車の力で貧困から抜け出す援助をする社会貢献活動を半々にした感じか、、ちょっと定義が難しいけど、だいたいはこんな感じかな?

てか
…え?って思われる方もいるでしょう。
…は?って思われる方もいるでしょう。
ケニアは陸上競技じゃないの?と思われるでしょう。

まぁケニアにもほかのスポーツがあるわけなんすよ。
たまたまボスの人脈で知り合ったオレゴン萩原さんという方が、ナイロビ郊外の自転車チームの合宿所で不住み込みフィールドワークしてるのでそこに遊びにいかせてもらえるようになったんです。

…めっちゃ楽しそうやん!笑

そんなワクテカしながら、萩原さんと自転車で通称「ヴィレッジ」と呼ばれているその場所に向かいます。

けっこう交通量が多くて粉塵すごいなか走ること、1時間ほどでヴィレッジの入り口についた。17kmぐらいかな?

売店に立ち寄った際の子供。
めっちゃかわいいやん。

ここが入り口。
この付近には高校や大学があります。

一応これでも、コンクリらしい。。
ただここのカウンティー長?みたいな人が政府から道路整備のお金が給付されてるにもかかわらず、それをポケットマネーにしてるのから整備されんらしい。

砂埃で赤っか赤かや。

ダートをひたすら進みます。

入り口から走ること10分ぐらい、ついにヴィレッジに到着!

…普通の村や。

この建物の奥が合宿所。

じゃっかんドキドキしながら内部へ。
中はこんな感じ。

長屋っすなー。

洗濯も干してる。

食堂。
奥のPCでゲームができてたらしいけど、誰かが電源を消してしまい、ゲームができなくなったらしい。。笑 
また電源つけてやりゃいいじゃん、て感じだけどパスワードがかかってて、それはコーチしか知らないらしく、ジュニアチームの子達はなかなか聞けないらしい。笑

このSOSSIっていうのはケニアの大豆加工メーカーで、このチームのメインスポンサー。
もちろんみんな、食べて、、、ますよ!
sossi
http://www.promasidor.com/new_brand_sossi.php

今日はレストの日らしく、ジュニアチームみんなは自転車整備に余念がない。

長屋の部屋の中に自転車や靴などをおいてる。
かっこえぇ。

すこし喉が渇いたので、合宿所からあるいて2分の売店へ。
ただ並べてるだけなのに綺麗よなぁ。

小さい商店てだいたいこんな感じ。

話しかけてみたけど相手にされんかった。。笑

この商店のオーナー、アントニー。
萩原さんがいろいろ話してくれて、彼の家で彼の写真を見れることになった!
けっこうアフリカ全土、主に東や南の方でレースしてる感じだったかな。

アントニーはケニアだけじゃなく、アフリカ大陸で期待されてた選手だったんだと。
なんか大人の事情で今はフリーだったりたりたまにチームと練習したりらしい。

そんなことを聞きながら、あまりにもアントニーの家が居心地良すぎて寝ちゃいました。笑
ありがとうアントニー!

まだコーチが用事から帰ってきてないので、そのま村をブラつきます。
ナイロビ大学のバスやけど、乗ってるのはちびっ子ギャングスタ達。
ちょーハイテンション笑

村の目の前には建設中の高速道路?がずっと伸びてる。
中国が作ってるんだって。さすがですわ。
まぁ投資しまくってますな。
中国道路公社的なトラックが走ってるぜ。

2016年に完成予定。

再び村に戻ろうとすると、誰か近寄ってきた。
彼の名前はキン。22歳。無職。
やたら日本マンセーしてくるわ。笑

いま無職って書いたけど、これってけっこうケニアでは普通のことらしい。
中学、高校、大学を卒業しても若いやつは(といっても年配者もだけど)仕事が無く、あるとしても日雇いとからしい。
ただ、これだけを書くと悲惨かも思われるかもしんないけど、彼らはあんま気にしてない感じ。
これは松田さんの本やケニアで研究されてる方から聞いていた通りだった。(もちろん全部にいえることではないと思うけど)

なんか「急いで」ない感じかなー。かといって怠惰すぎるわけでもない。。
なんつうか、形容できない感じかなぁ。基本的にみんな明るくて「どうにかなるさ!」って感じ。
「ハクナママタ」って言葉がスワヒリ語たる所以かな。

これホテルってかいてるけど、ふつーのホテルでもなければアッチのほてるでもない、ただのレストランらしい。

ちょうど昼時になったので、食堂でチャパティとチャイを食べる。
それぞれ20シルだったかな?
チャイは熱々甘々。
チャパティは美味しい。

ふぅと一息ついてると、見覚えある顔が食堂のそとから覗き込んでた。
…さっきのキンだ。笑
彼はすかさず食堂に入ってきて、チャイとチャパティを注文。
もちろん払いましたよ彼の分も。笑

ほんまうまいよなー笑

食堂の裏にある建物はディスコって呼ばれてて、夜になると文字通りディスコになるんだって。
となりの肉屋もディスコの一部なんかな?笑

ワンコ熟睡。

…ちょっと多いので、また明日に後編をアップします。
ではまた明日!